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【産業革命レベル】次世代車「SDV」とは?

資産形成
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次世代車「SDV」とは?

SDVは英語の「Software Defined Vehicle = ソフトウェアが定義する車」の頭文字です。インターネットを通じてソフトウェアを更新して、機能を追加したり、性能を向上させたり、通信機能を備えた次世代の車です。

引用元:FPTオートモーティブ

日本政府が自動車産業の競争力向上を後押しする!

次世代車「SDV」の世界市場が2030年に最大4100万台になると予想されています。車両のデジタル化で中国や米国勢に先行されていますが、日本政府は次世代車「SDV」の販売台数を2030年に世界シェア3割(1200万台)を占めることを目指すと公表しています。2035年になると「SDV」の市場規模は6400万台まで拡大すると見込んでいます。その為、日本の自動車メーカー勢は本気に世界シェア3割を獲りに行くと予想されます。現にホンダは10兆円規模の投資を計画しています。

SDVテーマ株に16社が登録!

  • ソニーグループ株式会社(総合電機)
  • トヨタ自動車株式会社(自動車)
  • 日産自動車株式会社(自動車)
  • 株式会社日立製作所(総合電機)
  • 三菱自動車工業株式会社(自動車)
  • マツダ株式会社(自動車)
  • パナソニックホールディングス株式会社(総合電機)
  • 株式会社デンソー(自動車部品)
  • 三菱電機株式会社(総合電機)
  • 株式会社SUBARU(自動車)
  • 株式NTTデータグループ(システムインでグレーター)
  • 本田技研工業株式会社(自動車)
  • 株式会社アイシン(自動車部品)
  • ボッシュ株式会社(自動車部品/非上場)
  • ソニー・ホンダモビリティ株式会社(自動車/非上場)
  • ベクター・ジャパン株式会社(システム受注・ソフト開発/スタートアップ)

日本で先を行くソニー・ホンダのSVD車

引用元:AFEELA1公式YouTube

EVシフトの先にあるSDV車をソニーとホンダが設立した会社「ソニー・ホンダモビリティ株式会社(SHM)」が2024年1月に発表しています。新ブランド「アフィーラ」を発表しており、開発にマイクロソフト及びポリフォニー・デジタルと連携・協業していると発表しています。

アフィーラは2025年前半から先行受注を開始し、同年中に発売予定、デリバリーは2026年春に北米から開始する予定です。

【アフィーラ プロトタイプ2024】
・全長×全幅×全高:4915×1900×1460mm
・ホイールベース:3000mm
・駆動方式:AWD
・駆動用モーター出力:前180kW/後180kW
・バッテリー種類/容量:リチウムイオン/91kWh
・充電許容量: DC150kW/AC11kW

すでにSDV市場に向け動いている企業たち

ソフトバンク

ソフトバンクは、SDV向け通信サービスを手掛けるアイルランドCubic Telecomを約747億円で買収しています。SDVやコネクテッドカー向けの通信サービスで世界トップシェアを目指しています。

ベクター・ジャパン株式会社

ベクター・ジャパン株式会社は、自動車業界向けに組み込みシステム開発に必要なツールウエアコンポーネント、サービスなどの開発を行う企業です。同社はドイツに本社を構えている「Vector Informatik GmbH」の日本法人です。

SDV市場は盛り上がる

引用元:ホンダHP

SDV(Software Defined Vehicle 訳:ソフトウェア定義車両)」という考え方を最初に打ち出したのは米国企業テスラです。現在もSDVを牽引しているのがテスラですが、SDV市場は拡大し続けると予想されている為、各社が巨額な投資や連携・協業を行っています。その中でもホンダが2030年までの電動化・ソフト領域の投資額を10兆円に増額すると発表しています。他にもスタートアップ企業が出てきたりとSDV市場は盛り上がりを見せています。

盛り上がりを見せている為、今後のSDV関連銘柄株の値動きにも大きな影響を与えると思われますので、注視していきたいところです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

参考資料

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