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【2025年最新】eBay初心者必見!中国・香港原産品の米国向け関税制度が大幅変更

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こんにちは

イーベイ・ジャパンから重要なメールが届きましたね。

2025年5月2日から適用される米国向け関税制度の変更についての内容でした。

2025年5月2日より、米国政府は中国本土および香港特別行政区を原産国とする商品に対する関税制度を大幅に変更しました。この変更は、発送元がどの国であっても、原産国が中国または香港である商品すべてに適用されます。eBayでの販売を始めたばかりの方にとっても影響が大きいため、以下で詳しく解説します。

主な変更点

1. デミニミス制度の適用除外

従来、米国では申告価格が800ドル以下の輸入品に対して関税が免除される「デミニミス制度」が適用されていました。しかし、2025年5月2日以降、中国および香港を原産国とする商品にはこの制度が適用されなくなりました。つまり、申告価格が800ドル以下でも関税が課されることになります。

2. 追加関税の導入

中国および香港を原産国とする商品に対して、従来の関税に加えて10%の追加関税が課されるようになりました。これにより、該当する商品は、申告価格に関係なく、通常の関税率に加えて10%の追加関税が適用されます。

3. 正式通関(Formal Entry)の基準変更

従来、申告価格が800ドルを超える商品は正式通関手続きが必要でしたが、2025年5月2日以降は、申告価格が2,500ドルを超える商品が正式通関の対象となります。ただし、中国郵政または香港郵便を利用した場合は、従来通り800ドルを超えると正式通関が必要です。

実際の影響と対応策

影響の例

中国製の掃除機(申告価格:150ドル)
→ 申告価格が800ドル未満でも、通常の関税に加えて10%の追加関税が課されます。

イタリア製のハンドバッグ(申告価格:1,000ドル)
→ 原産国が中国・香港以外であるため、申告価格が800ドルを超える場合でも、通常の関税率が適用され、追加関税は課されません。

セラーが取るべき対応策

原産国の確認
商品説明に「Made in China」「Made in Hong Kong」などを明記し、商品仕入れ先に確認を取り、トラブルを防止しましょう。

価格設定の見直し
追加関税の影響を考慮し、価格設定や送料の見直しを行い、利益率を確保しましょう。

必要書類の準備
中国・香港原産の商品については、10桁のHSコードおよび製造者識別コード(MID)の提供が推奨されています。特に繊維・衣料品については、800ドル未満の出荷でもMIDコードの提供が必要となる場合があります。

配送手段の検討
高額商品や中国製品の場合は、正式通関費用や日数も考慮して配送手段を選定しましょう。

まとめ

2025年5月2日からの関税制度の変更により、eBayセラーは中国・香港原産の商品に対する取り扱いを見直す必要があります。デミニミス制度の適用除外や追加関税の導入など、複数の変更点があるため、最新の情報を常に確認し、適切な対応を行いましょう。

参考情報:

eBayサポートチャンネル:米国規制変更!中国/香港産製品に10%の追加関税適用へ?

FedExによる規制変更のお知らせ:米国における最近の規制変更に関する重要なお知らせ

UPSの貨物市場最新情報:貨物市場の最新情報 | 2025年2月5日

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